| 技法名 |
説 明 |
シルクスクリーン silkscreen |
(=スクリーンプリント,セリグラフ screenprint, serigraph)原理は染色の型染めと同じ。木枠に張った布(当初は絹が使用されたが、最近は合成繊維を使うことが多い)を、版として使う。絵柄以外の部分に目止めを施し、スキージという幅広のゴムベラを使ってインクを紙に押し出すと、目止めの施されていない絵柄部分のみ、目布を通してインクが紙に転写される。感光乳材を使った写真製版を応用することも広く行われている。昔のガリ版印刷や現代のプリントゴッコと原理は同じ。また他の技法と異なり、紙以外にも布や板など様々な素材にすることができる。 |
デジタル・プリント
degital print |
シアン・マゼンタ・黄色の三原色を用い、デジタル画像を印画紙に印刷するレーザー・プリント技術のひとつ。 |
ステンシル stenciling |
イメージをくり抜いたシート状の版材を使って筆や霧吹きで彩色する技法。もっとも単純なステンシル版は紙やプラスチックのシートにナイフでイメージを切り抜いて作る。 |
コラージュ collage |
フランス語で「糊による貼りつけ」の意味。20世紀初頭にブラックやピカソが始めた「パピエ・コレ」(新聞紙、切手などを画面に貼り付けた手法)が発展したもので、互いに関係のない画面を結び付けて新たな造形効果をねらう手法。または、貼り付けられたもの自体を示す。近年では単に「貼り付け」の意味で使用されることも多い。 ex) ラウシェンバーグの「ケージ」ではシルクスクリーンに本物の水玉模様の布や透明プラスチック定規などが貼り付けられている。 |
スタンピング stamping |
インクをつけた素材を、直接紙に押しつけて刷る方法。 |
アクリル(絵の具)
acrylic |
顔料とアクリル樹脂分散液から作られる絵の具のこと。アクリル樹脂分散液とは、顔料の粒子を接合したり、顔料を支持体に定着させる展色材のこと。油絵の具が厚いペースト状の画層を形成し、乾燥すると不溶性であるのに対し、アクリル絵の具は透き通った画膜を形成し、被覆しにくい。速乾性と耐水性をあわせもつため重ね塗りにも適している。変色、ひび割れしにくく耐久性、柔軟性にも優れている。 |
リトグラフ lithograph |
(=lithography)水と油が混じりあわない性質を利用した版画技法。紙に直接クレヨンや筆で描いたような効果が得られる。表面がきわめて細かい砂目状になるまで磨いた石灰岩やアルミ版に、クレヨンや油性の墨などの油性画材で描画したのち、版画全体にアラビアゴムと硝酸を塗布すると、科学的に親油性の描画部分と、親水性の余白部分が作られる。刷りの際には版面のアラビアゴムを水で洗いとり、常に版面に薄く水をひいた状態を保ちながら、ローラーで油性インクをつけるとインクが水分によってはじかれて、親油性の描画部分のみにインクをつけることができる。この上に紙を置きプレス機で刷ると、クレヨンや水彩で紙に直接描いたような表現が得られる。 |
ジクリープリント gicleeprint |
ジクリーはデジタルリトグラフともいわれ最新のデジタルカメラとスキャナー技術を駆使して作成される版画技法です。版を使用せずダイレクトにインクを吹き付ける技法で
原画をコンピューターで解析し厳密に測定した上で毎秒400万以上の大きさ15ミクロンのシアン、マジェンタ、黄色、黒色の4色の粒子が吹き付けられ制作されます。7万色以上もの微妙な発色が可能で精密さ色調の幅ともに従来の版画複製技術の限界を凌駕しています。今日のテクノロジーの発展によって実現された最新の技法で多くの有名アーティストがこの技法を取り入れています。
水性のインクを使用するために通常表面は乾燥した感じに仕上がり、見た感じはリトグラフに近い感じになりますすが、その上からシルクスクリーンで透明ニスをかける場合はシルクスクリーンの様な仕上がりになります。ジークレーと呼ばれることもあります。 |