NOISEKINGの額装は木が持つ魅力を前面に出したものが多く、今回、鉄の魅力で勝負する額装に初挑戦しました。
5月某日、今までに色々なカスタムの額装のご依頼をいただいている強者のお客さまから
「このタクシードライバーのポスター用に、今まで見たことがないような何か面白い額装を」とまた指令をいただきました。
いろいろ考えた挙げ句、何かに使えないかと去年から温めていた、鉄板を貼った特殊キャンバスの上にAPEを描いた、Kurryの作品のあの鉄板のアイデアを頂こうと思い、なにわの若きゴッドハンドに相談を持ちかけました。
アイデアを形にする時に必ずぶち当たる壁。
それは、テーブルや今回のようなキャンバスなど、面積が広いからこそ魅力が出せる素材や木目を幅の制約があるフレームに用いる場合の難しさです。
今回出した答え。
まずフレーム幅を限界まで広く取り、通常、マットボードを用いる作品の背景部分も鉄板を貼りました。更に単調にならないようにつぎはぎを作り、リベットも多く用いました。
木枠にアルミの薄板を貼り付けているのですが、このアルミの板にはもちろん、ゴッドハンドのエイジング加工が丹念に丹念に施されています。
作品のための額装なのか、額装のための作品なのか、最近はもう良くわからなくなって来ました・笑
「自分もこんな感じの特殊な額装に挑戦してみたい」と思われた男気(大和撫子の参戦も大歓迎ですが)溢れた方、お気軽にご相談下さい。
※右上の青いお問い合わせボタンからお願いします。
アルミ板使用テイラーメイドフレーム(UVカットアクリル)199,500円
フレーム外寸 縦 1010mm × 横 857mm
額装総重量 11200g
額装合計金額 199,500円
アーティスト:Brian Ewing
作品:God's Lonely Man
(現在SOLD OUT)