日本初大型個展
「雪月花のとき」に展示中の
松山智一「20 Dollar Cold Cold Heart」

「雪月花のとき」に展示されたのは「20 Dollar Cold Cold Heart」のオリジナルキャンバス作品で、今回、紹介する作品は、2021年3月にオリジナル作品を元に発売されたエディション作品です。

現代の浮世絵

西洋と東洋、古典と現代、浮世絵と現代アート、伊藤若冲と現代広告など、通常なら交わらないものを作品の上で極限まで混じり合わせることでオリジナルの世界観を作るのが松山智一のスタイルです。

今回紹介する作品「20 Dollar Cold Cold Heart」では、東洋の古典と西洋の現代が絶妙に絡み合い、なんとも言えない心地よい気怠さと洗練されたクールさの中に、文化や伝統に裏付けされた美しさも持ち合わせている作品です。

クエスチョンをつくるのがアート

松山智一はある雑誌のインタビューでこんなことを語っていました。

アートとはクエスチョンをつくること。作品を見ていただいたときに、“ん？”というクエスチョンが浮かぶ導入があり、次に“なるほど”と思う理解があり、最後はまた“？”で終わるのが理想だと思っています

サザビーズの個展 現代アート界からの期待

松山智一は2022年6月14日〜21日まで、サザビーズ香港で個展「Harmless Charm」を開催。この個展では松山智一にとって初となるNFTアート作品とオリジナル作品をサザビーズから発売しました。

老舗オークションハウスのサザビーズが松山智一の個展を開催するということは、さらに多くの現代アートコレクターが松山智一の作品に注目し始めるということでもあり、さらなる人気が期待できます。

これはあくまで僕の個人的な予想（期待）ですが、松山智一は草間彌生、村上隆、奈良美智の次の世代として、日本の現代アート界を引っ張っていく1人だと思います。そして、それだけの才能と資質を持ち合わせたアーティストです。

額装済みです

こちらの作品「20 Dollar Cold Heart」は既に額装済みなので、作品到着後、すぐにお部屋に飾り、独特の世界観を楽しんで頂けます。一点限定の入荷です。