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なぜか不機嫌そうな表情をしている4人の女性が描かれているこの作品は、2021年3月のアートフェア東京で発表された作品になります。
「ただ可愛いオシャレな女の子を描く気はない。そんなのは私以外の人間がやっていればいい。私がやるべき事は1つ。ヒロインをあなたの元へ」
「主人公(作品鑑賞者)と共に物語を構築する存在「ヒロイン」を描きたい。 そんな信念で描いている。」
「1roomの自分の城に自分だけのヒロインを飾って頂き、日々ストーリーを妄想してもらうっていう事が私なりのアート観」
ここに挙げたコメントは全てBackside works.(バックサイドワークス)自身のものですが、このような思いを持って作品を生み出しているからこそ、Backside works.の描くヒロイン達に愛着を覚え、私達は妄想が止まらなくなるんですね。
白の紙に贅沢に艶のある白いインクで1回印刷した上から輪郭の青と唇のピンクを印刷しているのですが、この白いインクが見事に良い仕事をしてくれていて、作品に奥行きを与えてくれています。